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2017'03.04 (Sat)

鴨方街歩き その①

画像をクリックするとアップロードサイズでご覧いただけます。
使用カメラ:ソニーα55
担当:アル姉

庭瀬に続いて鴨方へ行ってきました。前回紹介した庭瀬往来は鴨方往来の沿線です。

2/12(日)
かもがた町家公園
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江戸時代の岡山藩と鴨方支藩を結ぶ官道であった鴨方往来沿いに、 2棟の町家や土蔵などを修復した公園で、100名ほどのボランティアスタッフによって運営されているそうです。
公式ホームページはこちら

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マップ。

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手前が遊びの広場。奥の方には伝統植物園がありますが公園が完成した当時はまだ孟宗竹に覆われていたそうです。

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懐かしい竹の遊具です。何とかまだ竹馬に乗れるだけのバランス感覚はありました。

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ふれあいの館と井戸。

かもがた町屋公園の中核となっているのはこちら。
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旧高戸家住宅。伝承館という有料見学できる施設になっています。有料と言っても大人100円、無料でガイドさんが案内してくれるので是非入ってみてください。
江戸時代鴨方藩の庄屋を世襲し油商を営んだ家で、出身が奈良県今井町ということもあって大和様式と備中様式を合わせた建築工法が用いられているそうです。ちなみにここは 江戸時代の貞享4年(1687年)の修理棟札から築後300年以上を経ていることがわかっており、岡山県最古の町屋だとされています。

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パンフレットから間取りなど。

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旧高戸家住宅の案内板。

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みせどまの大戸口の格子戸。大きなものを入れるときには格子戸の枠そのものが開くようになっています。格子構は「切子付親子格子」と呼ばれる特殊な意匠なのだそうです。内側にある片折れの板戸なども戸が大きいがゆえの構造となっていて面白いです。

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店の間の格子。ここで商いをしていたのですね。

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式台。いわゆる式台玄関ですが、士農工商などの時代には商人の家に式台があるというのはよろしくないということで、隠すための覆いがあったのだとボランティアの方がおっしゃっていました。

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奥にある座敷の襖絵は倉敷市船穂出身の画人小野雲鵬によるもの。蔵に保管されていたためとても色鮮やかなまま残っていたそうです。鹿の毛並みなど細やかで見事でした。今はこうして普通に飾られているのですが、焼けちゃって劣化するんじゃないかと心配になっちゃいますね。

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欄間も美しいですね。

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ちなみにこの高戸家の壁土なのですが、綺麗なピンク色をしていますよね。これは鉄の含有量の多い遥照山の土を使っているのだそうです。

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お庭。飛び石の先には御成門があります。

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通りから見た御成門。藩主が出入りに使ったとされる門です。

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かまばにある置きくど。台所です。こんな大きな台所は岡山の町屋では珍しいんですって。持ち運びが可能になっているのも大和風の特徴。

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天井部分からは煙が出て行くようになっており、かまばの勝手口はとても広く置きくどが持ち出せる幅になっています。

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かまばから。奥が店土間・店の間、手前は内庭と居間。

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江戸時代の数の暗号なども展示されていましたがとんちが聞いていて面白いですよね。

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わかり辛いのですが、公園として整備する前の旧高戸家の様子を写したものです。復元修理前はやはりかなりボロボロだったようですね。

さて、外へ。
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もう一つの町屋は棟札から延享5年(1748)に建てられたもので、分家の母屋。交流館として利用されています。この日は岡大の落研のまちや寄席が催されており、中から軽妙な落語と楽しそうな笑い声が漏れていました。

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交流館裏手。まちや亭という和風喫茶があります。

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書状集箱。明治初期に使用していたものと同じ型のポストで実際に使用されているのだそうです。面白い。

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公園北側の展望台から。

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公園の北側にある宮の石橋。「鴨方に過ぎたるものが三つある拙斎、索我、宮の石橋」と昔から里謡にうたわれているもののひとつです。長い板状の石6枚を反らせて造られた太鼓橋。手前には田中索我(江戸の絵師)の墓碑があるのですが写真にはおさめていませんでした。

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別角度。この石橋は鴨方往来から鴨神社に参拝する参道となっているのです。立体交差している付近の小字名は「鴨之下通」。

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この上が鴨神社。

鴨神社と公園周辺についてはまた次回。
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