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2017'01.12 (Thu)

三輪山登拝 その2

画像をクリックするとアップロードサイズでご覧いただけます。
使用カメラ:ソニーα55
担当:アルパパ

玄賓庵
石上神宮参拝を終えて次に向かったのは、玄賓庵です。
奈良の古道、山の辺の道沿い、大神神社と檜原神社の間にある小さなお寺ですが、世阿弥の作と伝わる謡曲「三輪」の舞台となった、由緒ある真言宗の古刹です。キャンピンクカーを大神神社の大鳥居横の駐車場に置き、大神神社の境内を抜けて、北へと歩きます。距離は2kmぐらいでしょうか。
謡曲「三輪」のあらすじは、このHPでご覧いただくとして、アルパパが、惹きつけられるのは、この謡曲の最後のところ、「思えば伊勢と三輪の神。一体分身の御事」というくだり。これは、大神神社のご祭神(大物主)と、伊勢内宮のご祭神は同じであるといっているのです。

アルパパは、よく知った人から、内宮に祀られている本当の神は大物主であると聞いていたので、謡曲「三輪」のこの言葉を聞いたとき、素直に「ああ、やはりそうか」と思いました。
ところで、大物主は系譜のよく判らない神様で、大物主とは仮の名ではないかといわれています。では、本当は誰なのかということについては諸説あります。その一つは、大物主 = ニギハヤヒという説で、これが有力なようです。もう一つは、大物主は龍蛇族の王である大国主の高次エネルギー体であるというもの。更には、単純に、大物主=大国主という説もあります。
大物主は、蛇の化身として知られていますから、前者の場合、ニギハヤヒは牛族なので、それは違うのでは? と思っていましたが、つい最近、ヤマタノオロチのエネルギーと繋がって対話した人が、「わたしのインスピレーションで受けとった情報としては、大陸系海人族の牛族にも龍神とのつながりがあったと理解しています」と述べていたので、「え、えっ」と思いながらも、「それなら、それもありか」と無理に、結論付けることもないなと思っています。(※更には、 龍は牛と蛇との合体で生まれたものという説もあります)

で、大物主が誰かはさておき、肝心なことは、アマテラスを奉じる天孫族は大物主の力をとても恐れ、これを封印しているということなのです。このことについては、「三輪山登拝 その4」で、改めて、詳しく述べます。

そんな興味から、この謡曲「三輪」の舞台となった玄賓庵を訪ねてみたのです。
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山門。

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本堂。

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本堂に掛った扁額には、ご本尊は三光不動明王とあります。
しかも、「伝弘法大師 一刀三礼。重文 旧国宝、大和最古 不動明王」とありますから、中々のものです。「一刀三礼(いっとうさんらい)」とは、一刻みする度に3度礼拝するという意味で、弘法大師が心を込めて彫ったものと言い伝えられているということですね。仏像には、彫り手の心が宿り、それを通して仏へと繋がっていくものです。きっと、素晴らしいものでしょう。200円で拝観できるそうですが、残念ながら、この日は、お寺の人はいませんでした。

小さな庭ですが、
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不動明王石像。

神さまもお祀りされています。
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白大神。白大神って、ククリヒメ??

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その白大神のお社の前には、お堂があって、中には護摩壇が。

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三輪龍神。三輪龍神とは大物主のことでしょうか? 写真はありませんが、隣には、お稲荷さんもありました。
龍といえば、手(爪)に宝珠を持っていますが、この宝珠は、稲荷が銜(くわ)えているあの宝珠です。龍神と稲荷神の間には、切っても切れない関係があるようです。

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気持ちのよい庭でした。


檜原神社
玄賓庵から更に、600mほど北に歩くと檜原神社に到着します。ここは、大神神社の摂社の一つ。ご祭神は、天照大神若御魂神です。天照大神が伊勢に落ち着くまでに渡り歩いた 25箇所ある元伊勢の一つです。

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檜原神社は、ご祭神を天照大神若御魂神としていますが、本当のご神体は大神神社と同じく三輪山の磐座ですから、ここには拝殿も本殿もありません。ここのご祭神って何っ?という感じですね。鳥居は、三ッ鳥居で、この形は大神神社と同じです。大神神社の三ッ鳥居は、拝殿の奥、禁足地にあって見ることができませんが、ここでは間近で、じっくりと見ることができます。

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隣には、最初に天照大神を奉じて各地を転々とした豊鍬入姫命が祀られた末社、豊鍬入姫宮があります。

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お宮の前には、茶屋が一軒。よく見ると店の中に「春夏冬中」の看板が掛っています。「商い(秋ない)中」という意味でしょうか。
遠く、西に二上(ふたかみ)山を望むことができます。今日の宿泊地は、あの山の麓です。


山の辺の道寸景
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丁度、通りがかった人に、「これを写しとかなにゃ、あきまへんで。これは、入江泰吉さんの写真集には必ず出てきますからっ」と言われて撮った一枚がこれ。しかも、小林秀雄の字らしい。「なるほど!」。
アルパパも入江泰吉の写真集は2冊持っているので、帰って調べましたが、20枚ほどもある「山の辺の道」の写真に、この道標はありませんでした。

これで、本日の日程は終了。奈良盆地を東から西に横切って、本日の宿泊地、道の駅「ふたかみパーク當麻「當麻の家」」へ。途中、大雨にも見舞われましたが、屋根のコーキング修理を終えたばかりで、雨漏れもなく無事到着。
明日は、いよいよ三輪山登拝です。

つづく

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テーマ : 神社めぐり - ジャンル : 旅行

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