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2016'11.23 (Wed)

島根旅行 Part6 石見銀山 銀山地区その2

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担当:アル姉

島根旅行 Part5 石見銀山 銀山地区その1の続きです。

11/04(木)
さて、銀山地区の続きを紹介します。
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前回紹介した龍源寺間歩が銀山地区の端なので、そこから引き返して今度は清水谷精錬所跡へ向かいました。

清水谷精錬所跡
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明治時代の精錬所の遺跡。明治28年、同和鉱業の前身に当たる大阪の藤田組が現在の額にして20億円以上を投資して建設し創業を開始しましたが、鉱石の質が悪く業績が上がらなかったため1年半ほどで操業停止になりました。大久保間歩の再開発を狙ったものでしたが良質の鉱石は江戸時代までに採りつくされていたのですね。

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上から。谷の斜面を利用して8段の石垣が築かれ、高さは33mほど。各段の上には建物を設けられ、上から下へ鉱石を降ろしながら製錬が行われていたようです。

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中段部。元は屋内で、空洞部には製錬用の機械が据えられていました。 

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上部の段。


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案内板。

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当時の写真なども載っていました。鉱夫さんたちの住宅も近くにあったようですね。

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大久保間歩の銀鉱石を下にある金生坑に落とし、金生坑から蔵之丞(くらのじょう)間歩まではトンネル内をトロッコで、そして選鉱場からシュートを経てまたトロッコで製錬所の最上段に運んだようです。

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選鉱場跡までは400m。先ほどの案内板によれば「平坦な道」と書かれたので行ってみることにしました。ところがこれが全然平坦じゃありません。最初の200mはまだましだったのですが、後半200mはがっつり山道です。シュートの高低差が40mもあるのだから当然かもしれませんが、予測が甘かった。

とは言えせっかく来たのですから気合で!
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選鉱場跡の石垣が見えてきました。

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選鉱場跡です。

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窪んでいる部分はトロッコ道から選鉱場への鉱石の搬入口でしょうか。

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案内板。大久保間歩で採れた銀鉱石はトロッコで運ばれ、ここではその銀鉱石機械で砕いて鉱石とズリと呼ばれる不要な石に選別する作業が行われました。そして選鉱された銀鉱石はシュートによって落とされ、またそこからトロッコで先ほどの精錬所まで運ばれていたのです。

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ちょこっと拡大。

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シュート跡は草が生い茂っていて何が何やらわからない状態でした。この先端部分は崖になっています。

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この階段をさらに200m行けば蔵之丞坑跡なのですが、さすがにそこまでの元気は出なかった~。

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こちらは看板にあった清水寺跡。言われなければわからない感じ。選鉱場の真横にお寺というのも不思議な感じがしますが、当時は間歩周辺に鉱夫さんの集落があったのですから不思議ではないのですね。

龍源寺間歩と清水谷精錬所の見学だけで2時間を過ぎてしまいました。レンタサイクルの追加料金が発生してしまうなぁと思ったのですが、どうしても寄りたいところが一軒ありました。
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それがこちらの中田商店さん。鮮魚店のようですが大プッシュしているのはごまどうふ。一丁500円ですがとっても大きい。帰っていただきましたがプルンプルンです。ゴマの風味は思ったほど強くはありませんでしたがそれでもしっかりごま豆腐でした。美味しかった~

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石見銀山に来てすぐこの看板が目に飛び込んできて銀山公園でも売られていたので、どうしても欲しくなってしまったアルパパ。無事ゲットできてご機嫌の一枚です。

この後レンタサイクルの弥七さんに自転車を返しに言ったのですが2時間25分ほど経っていました。2時間以上は30分200円の追加料金が必要なので払う気満々で自己申告したのですが、時計を見ながら「いいですよ~、ありがとうございました」と笑顔で言ってくださいました。嬉しいサービスです。ありがとうございました

今までの旅行で一番歩いたのではないかというくらい歩き通しだったのでアルパパとアルママはアルキング号で休憩。石見銀山を離れる前にどうしても行きたい場所があったので、アル姉は一人でそこへ行ってきました。

羅漢寺
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五百羅漢で有名な羅漢寺です。ご本尊は阿弥陀如来。大元師明王、隆三世明王の特別公開もされていました。拝観料は大人500円・小人300円。WAONで400円・200円になります。

メインでもある五百羅漢は道を挟んだ向かい側にあります。
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18世紀中頃、銀山で亡くなられた方の供養や、労働者の安全のためにと発願され、代官や代官所役人・領地の人々の寄進によって、二十五年かかって完成したそうです。中央の石窟に釈迦三尊、左の石窟に阿難尊者を中心に251体、右の石窟に木蓮尊者を中心に250体が安置されています。左右の石窟は扉の中が撮影禁止になっているため写真撮影はできません。

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川にかかる3つの反り橋は福光石を15枚組み合わせて造られている橋で、建立当時からのものです。実際にこの橋を渡って出入りします。

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中央の石窟は扉がないせいか風化が激しかったです。

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左右の石窟、扉の中にはびっしりと250体の羅漢像が安置されているのですが、他に来る人もおらず一人で拝観しているとその迫力に圧倒されます。一つ一つ表情も仕草も異なるため興味深く拝見しました。そして、石見銀山の繁栄、それを支えた人々の悲喜こもごもの人生に思いを馳せながら手を合わせてまいりました。

五百羅漢の羅漢像はすべて福光の石工により造られたそうです。羅漢寺のホームページを見ると、左右の石窟内に安置されている五百羅漢の一部を見ることができるので是非ご覧ください。

銀山地区は自転車で駆け抜けてしまったので、遊歩道沿いのスポットはスルーしています。大森地区に比べてピンポイントでしか観光できず少し惜しい気がしました。時間があれば両方徒歩でも良かったのですが、我が家は自転車を利用したにもかかわらず合計6時間ほどかかってしまいましたので仕方ありません。個人的には大森地区より銀山地区のほうがずっと見応えがあったというか心に響くものがありましたね。

この日の観光はこれで終了。車中泊地は斐川温泉近くにある道の駅湯の川。立ち寄り湯はひかわ美人の湯を利用して疲れを癒しました。

おまけ
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銀山について学んで、そう言えばうちにも銀があったなぁ、と取り出したのがこちら。一朱銀です。石見銀山産の銀だったのかしらと思いながら眺めると感慨深いです。

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