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2013'12.05 (Thu)

大山・広島東部旅行【三日目:竹原 町並み保存地区その弐】

画像をクリックするとアップロードサイズでご覧いただけます。 
使用カメラ:SONY α55、DSC-RX100
担当:アル姉

関連記事:大山・広島東部旅行 準備編、【一日目:大山】、【二日目:備北丘陵公園】、【二日目:竹原 憧憬の路】、【三日目:竹原 町並み保存地区その壱


大山・広島東部旅行【三日目:竹原 町並み保存地区その壱】の続きです。
11/3(日)
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西方寺からの眺めを堪能したので本町通りに戻りましょう。
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ふと視線を横に向けると竹で作られたスカイツリーが目に入りました。昨日は気付かなかったなぁ。町並み保存センターの広場に作られているようです。

石段を下り本町通りに戻ってきました。
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吉井邸です。こちらは屋号を「米屋」といい、代々続いた豪商の家。、棒瓦の入母屋は竹原の町並みの中で現存する最古の建築、元禄3(1690)年のものだそうです。享保年間(1716~1736
年)には本陣指定も受けていました。

さて、この吉井邸を過ぎ少し先に大小路という路地があります。
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見るからに良い雰囲気ですっ。メインストリートの本町通りの人通りが増えてきたのでこちらへ避難。この大小路には春風館復古館という国指定の重文があるのです。

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春風館は頼山陽の叔父、春風頼の家。春風は医業を開業し、塩田経営にも乗り出し、天明元年(1781)には春風館を建築したそうです。建物自体は天明元年建築のものが安政元年(1854)に焼失し、安政2年(1855)再建されました。復古館は頼春風の養子である小園が安政6年(1859)に三男の三郎を分家、独立させた折に建てたもの。春風館の復古館の大小路の通りに面した店棟は入母屋造二階建で明治16年の建築です。

通りが狭くてちゃんと映らなかったので大小路の写真をもう一枚。
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本町通りに向けて撮ったものです。左手が復古館、奥に連なるのが春風館。ここで若者たちが「この通りは何かのシーンで見た気がする」と言いながらずっと通りの真ん中に立っていたので、アルパパは写真を撮るのに苦労していました(苦笑) アニメの舞台になった場所を訪れることを聖地巡礼と呼ぶそうで彼らも作品の世界観に浸っていらっしゃったのかもしれません。

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阿波屋小路。板屋小路と大小路を結ぶ通りです。

長いので折りたたみます。
続きはクリックして御覧くださいませ。

【続きを読む】


大小路を西までつきあたり北へと曲がると、道路脇に水路のある中ノ小路が続いています。
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こちらは中ノ小路に面している光本邸。江戸時代に建てられた復古館の離れ座敷で、のちに光本家が居住した建物。光本邸内の土蔵を改装してつくられた「今井政之 陶芸の館」は入館料200円。

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何やらアル姉の好きそうな杉玉を発見しました。藤井酒造さんの酒蔵交流館。江戸末期に建てられた酒蔵の一角を改造したもので入館は無料。数種類の日本酒が無料で試飲できるほか、本格手打ち蕎麦を楽しめるそば処もあるという話だったのですが、「開館」という文字が見えるにもかかわらず何だか入り辛くてスルーしてしまいました。お蕎麦を食べるつもりもありませんし、もし試飲だけしてお酒を買わずに出るなんてことになったら申し訳ないですもんね

保存地区の北の外れまで来ました。
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照蓮寺。浄土真宗本願寺派ですが元は定林寺と称する曹洞宗の禅寺だったそうです。

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山門と本堂。竹灯り、さぞ綺麗だったのでしょうね。本堂の南手に高麗門がありそこが本町通り通じているため、山門側の参道から出入りする人より高麗門側から出入りする人のほうが多かった気がします。

本町通りに戻ります。
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胡堂(えびすどう)。本町通りの北のつきあたりにあります。大林宣彦監督の映画「時をかける少女」でおなじみのスポットということですが見たのが十数年前でまったく思い出せませんでした。

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胡堂前から本町通を南下しながら帰ることにします。左手の建物は頼惟清(らいこれすが)旧宅、山陽の祖父の家で紺屋を営んでいました。1775年頃の建築。間口4間、奥行7.5間の入母屋、塗込め造りの主屋と南側に直角に棟を出した離れ座敷があります。

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母屋。道路側にこの部屋が店舗だったと考えられています。

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離れ座敷。裏庭には井戸と頼山陽の詩碑。45歳のとき竹原を訪れた際に詠んだ歌だそうです。
 吾家昔日読書山
 紫翠依然窓几間 
 愧使京塵染鬚面 
 帰来却對舊孱顔 

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通りに戻ってちょっと気になったお店がこちら。瓦そばの「いっぷく」さん。熱々に熱した瓦の上にお蕎麦と具を盛ってあるのだとか。アルパパとアル姉が「瓦の上に盛るなんて豪快だねー」と話しているとアルママは「わぁ、すごい、具がいっぱい」と何だかちょっと別方向で感心していました(笑)

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城原邸。これまた何の説明もないのですが随分高い塀で囲われていました。通りに面した切妻二階建てはいつ頃の建築なのでしょうね。

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城原邸前から本町通りを南北方向に写したもの。北方向に振り返ると胡堂とその向こうに照蓮寺の山門が見えます。

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城原邸の向かいにある修景広場。前の晩の竹灯りも見事でここには本当に人が多かったのですが、今日はじっくり見ることができます。

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広場の横にお抱え地蔵さんに通じる道があるので行ってみることにしました。

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石段を少し上ったさきにあるお抱え地蔵。願い事を胸に祈りながら地蔵を抱え、想像したより軽ければ願い事が叶うといわれています。が、あまり軽い気持ちで抱き上げると泣きますよ(笑)

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アルパパ67歳、頑張って持ち上げました。重そうです(笑)

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女性には絶対無理だよねー、と、アル姉とアルママは一緒に安置されていた小さなお地蔵様を手に取るのでした。お抱え地蔵の横にも立派な地蔵堂があり、そちらにもお地蔵様が安置されています。そして一冊のノートが置いてあるのですが、皆さん願い事や竹原に来た感想などを綴っていらっしゃるようです。中をのぞくと「たまゆら」ファンの書き込みの多さに圧倒されます。イラスト入りとかめっちゃ上手だし・・・。

アルパパからもらった写真の中に歴史民族資料館、憧憬の広場、町並み保存センター辺りの写真がごっそり抜け落ちていてびっくりしたんですが、思い返すと私もあまり真剣に見た記憶がない。というのも・・・
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これにびっくりしたからです。お好み焼き屋さんとは別の行列です。

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「cafeたまゆら」あ、ここもイベント関係なんだなー。二日間限定の作中店名での営業。そしてグッズの販売やイベントアイテムの配布なんかもあったようでこの行列になったようです。本来は「茶房ゆかり」といいます。

人がだんだんと増えて一般観光客には何だかアウェイな空気が立ち込めていたのでそそくさと退散して道の駅へ。
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本当はちゃんと小笹屋さんで買いたかったけれど道の駅にて清酒竹鶴 純米吟醸\2,100を購入。試飲もしていないのに720mlでこのお値段は少々痛いです。

竹細工のお店もいくつかあったのですが入る時間がなかったので残念だなぁと思っていたら道の駅の2階にこんなものが。
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繊細な竹細工の数々に魅了されてしまいました。

竹原が人気が出たのは嬉しいのですが一時的なものにならなければいいなぁ・・・。こういうブームでの町おこしは下手をすると従来の古きよき竹原のファンを失いかねません。長く愛される町づくりが必要だと感じる旅でした。この後は酒蔵通りで有名な西条へ向かいます。また次回!
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Comment

詳細なレポ ごくろうさまです。
地図と照らし合わせながら見ていると、本当に
隅から隅まで見て歩いている感じですね。
感心しますし、驚きです。
同時に、この町は頼山陽の町という側面もあるのだと
勉強しました。
時をかける少女のロケ地もあったりで、岡山・広島
映画の舞台になっているところが多いんですね。
そんな素敵な光景や歴史的な風景が残っているのが
うらやましくもあります。

ところで、先回から登場している「たまゆら」
自分には何なのかまったくわかりませんので、
調べてみました。
すると、NHK広島放送局のHPにどこかで見たような光景が。
あれ、これって今回の最初に登場する場所じゃない?と
感動しちゃいました。
写真の通りに正確に描かれていて、ビックリです。
ちなみにこのページです。
http://www.nhk.or.jp/hiroshima/tamayura/
mametaro | 2013年12月07日(土) 11:31 | URL | コメント編集

★mametaroさんへ

竹原の重伝建エリアは5haとそれほど広くはありませんので
隅から隅まで見て回ることは十分可能です^^
長生寺だけなぜか行きませんでしたが・・・。
頼山陽なんて学校の授業でちらっと習うだけだったので
ここで改めて人物像やルーツを知ることができてなかなか面白かったです。

広島で映画のロケと言えばやっぱり何と言っても尾道ですよね。
ただキャブコンを停められるような駐車場が見つけられず
キャンカーを買ってからは行けずにいます。

竹原がアニメの影響で人気のスポットになっているということは知っていましたが
たまゆらという作品自体は私もまったく知らなかったので
竹原観光中にもちまちまとスマホで調べたりしました。
町並みの描写や竹灯かりなど、本当に見事な再現率なのだそうです。
アル姉 | 2013年12月08日(日) 18:18 | URL | コメント編集

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