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2013'11.30 (Sat)

大山・広島東部旅行【三日目:竹原 町並み保存地区その壱】

画像をクリックするとアップロードサイズでご覧いただけます。 
使用カメラ:SONY α55、DSC-RX100
担当:アル姉

関連記事:大山・広島東部旅行 準備編、【一日目:大山】、【二日目:備北丘陵公園】、【二日目:竹原 憧憬の路


11/3(日)
道の駅よがんす白竜まで引き返して一泊。朝から雨が降っていました。前日の夜憧憬の路を見た竹原の観光するべく、再び道の駅たけはらへ。
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驚いたことに8:30の時点で駐車場がけっこうぎっしりなのです。満車とまではいきませんけど今までに朝からこんなに混んでいる道の駅はなかったのでびっくりしました。

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それもこのアニメのイベントが理由だったようです。スマホでちまちま検索すると、11/2(土)と11/3(日)は「たまゆらの日」なのだそうです。なんだかよくわかりませんがアニメにちなんださまざまなイベントが竹原で開催されているようですね~。

竹原は平安時代に下鴨神社の荘園として栄えた歴史を持つころから安芸の小京都と呼ばれる商家町で、江戸時代中期から明治にかけての町並みが残り重伝建にも選定されています。私は十数年前に何度か来ているのですが、そのときの印象は「人がいない」閑かな町でした。見るからに以前と違う雰囲気の竹原、今回の町歩きはどうなるかしら。天気予報どおり雨が降っているのでアル先生にはお留守番していただくことにします。まぁ、とりあえず、観光マップを片手に歩いてみますかね。
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道の駅で何種類かの観光マップを入手できますがとりあえず今回は広島経済同友会ぐるっとひろしまから印刷してきたこちらを参考にしました。マップ右の方にある古美仁亭というのが今道の駅になっている場所です。ちなみに竹原の観光ポータルサイトはこちらにあります。こちらもおすすめ。

まずは竹原と言えばこの方。
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頼山陽銅像。江戸時代後期の儒学者です。歴史などで習った方もいるのではないでしょうか、「日本外史」の著者として有名です。頼山陽は竹原を故郷としたとありますが、頼山陽本人は母方の実家のある大阪で生まれ広島で育ち、学者としては京都で過ごしていました。ここ竹原には父方の生家があり、祖父である頼惟清をはじめとして頼家一族が暮らしていましたので、山陽にとってはおじいちゃんの住む町として身近な町だったのでしょうね。

さて、竹原のメインストリートへ行ってみましょう。
本町通り
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南の端に位置するのは旧笠井邸。「浜主」と呼ばれた塩田経営者の邸宅で明治5年に建設されました。写真は前日の夜のライトアップ時のものです。2階からの眺めが素晴らしいそうですが開館時間は午前10時~午後4時なのでした。ざーんねんっ。

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本町通りを北に向かって進んでいきます。昨夜の喧騒が嘘のよう・・・祭のあとの静けさといった感じですが実は今日がお祭り本番なのだとか。しかしあいにくの雨ですねぇ。

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ライトアップのときは人がごった返していた地蔵堂もとても静か。竹灯り用の竹細工ですが灯りがともっていなくても不思議と絵になります。

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竹鶴酒造。江戸時代から続く「竹鶴」の酒造元で、ニッカウヰスキー創始者、竹鶴政孝氏の生家でもあります。もともとは小笹屋の屋号で塩造りをしていましたが、やがて酒造業を営むようになりました。「小笹屋酒の資料館」を併設しています。建物は主屋、座敷、蔵を連ねた多棟連結型の町屋となっていてかなりの重厚感がありました。

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営業時間外だったので前日の営業中のお写真も少し紹介。

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竹鶴さんのお向かいにある財満邸。この財満邸以外にも詳しい説明文などがなく○○邸とだけ書かれた町屋がそこかしこにあります。何屋さんだったのかなー、いつの時代の建物なのかなーと気になってしまうので何かしらの説明があればいいのにと思いました。

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松阪邸。こちらも「浜主」と呼ばれた塩田経営者の邸宅で、入母屋造り・平入りの独特な雰囲気をもっている表屋造りの町屋です。唐破風の屋根などは竹原では珍しいのではないでしょうか。菱格子に塗籠の窓彫りをはめ込んだ出格子もとても立派です。問屋・石炭問屋・酒造業・醸造業なども手がける相当な豪商だったといいますから納得の贅沢な作りですね。

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前日は無料で中に入ることができましたが通常は200円かかるようです。人が多くてほとんど内部の写真は撮れなかったのですが、あじろ造りの廊下なども素敵でした。時間があれば入ることをお勧めします。

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板屋小路。本町から新町へ抜ける道です。なかなかの風情ですが帰りにはここに長蛇の列が・・・。

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道の駅の駐車場に車がたくさんある割りに人がまばらだと思ったらこんなところに集中していました。お好み焼き屋のほり川さん。でも看板は「OBORO」となっています。はてな?と思いましたらこれもアニメのイベントの一環で、2日間限定で作中の店名で営業していたようです。前日の夜も大人気で行列ができていましたが開店まで2時間もあるのにこの状態ですよ。私たちが帰る頃にはこの行列は板屋小路までずらっとのびていました。なんと言いますか皆さんお元気ですねぇ。

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お好み焼き屋さんとして大繁盛しているようですが元々は大正8年創業の御醤油屋さんです。

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ほり川さんの向かい、上吉井邸の横に西方寺に伸びる道があるので今度はそちらへ。ちなみに上吉井邸は明治7年に竹原で初めての郵便取扱所として使用され、昭和9年まで60年間竹原の郵便局として使われていたそうです。石段の両端にやはり竹灯りの竹が整然と並んでいます。

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西方寺。浄土宗のお寺で本堂は1702年築の入母屋造り。

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普明閣という観音堂が有名です。西方寺本堂横の高台にあります。1758年の建築で、西方寺の地に妙法寺があった頃の本尊であった木造十一面観音菩薩立像(県重要文化財)を祀っていたものを再建したもの。京都の清水寺の舞台に模して小早川隆景によって建てられたと伝えられおり、方三間宝形造、本瓦葺の二重屋根、舞台作りとなっています。

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舞台は非常に小さな造りで可愛らしいです。ここから見下ろす竹原の町並みはなかなかのものですよ。

ちょっと長くなりそうなので分割しますっ。
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Comment

いつも思うのですが、全国に小京都はどれくらいあるのでしょうか。
ネットで見ると53とか59とか、50~60といったところでしょうか。
その中のいくつかは行ったことがありますが、この竹原は
豪商というか、大きな家がたくさんありますね。
古い町並みと、簡単に呼べない風格を感じます。
歴史がそうさせるんでしょうか。商家なんでしょうが武家屋敷の風情も感じます。

前回は時間がなくて残念でしたが、因島の友人に一度遊びに来てくださいといわれているので、そのついでにぜひ出かけてみたいと思います。
岡山といい、広島といい、歴史を残した町がすてきですね。
名古屋は空襲でほぼ壊滅状態で、戦後のものが多いです。
100m道路(道幅100m)などはその最たるものですね。
mametaro | 2013年12月04日(水) 09:25 | URL | コメント編集

★mametaroさんへ

> いつも思うのですが、全国に小京都はどれくらいあるのでしょうか。
> ネットで見ると53とか59とか、50~60といったところでしょうか。

「全国京都会議」に参加している市町の一覧を見てこんなにあるのかと驚きました。
岡山も津山と高梁が小京都と呼ばれていることにさらにびっくり。
確かに町並みは素敵ですが小京都???という感じだったので。

おっしゃるように竹原はどことなく武家屋敷の風情がりました。
武家屋敷と町家をあわせたような面白い造りの家があるんですよね。
古い町並みが今も残るのは行政だけではなく
やはり住民の方たちの努力も多いのだろうなと思います。
数々の文化遺産を焼失することとなった空襲、
どれだけの人の命、生活が奪われたか考えると腹立たしい限りです。
ちなみに岡山城も大空襲で焼失しています。
http://www.city.okayama.jp/museum/okayamajou/history/history4.htm
アル姉 | 2013年12月05日(木) 07:56 | URL | コメント編集

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