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2013'10.22 (Tue)

越前・若狭旅行記 【二日目:一乗谷朝倉氏遺跡 前編】

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使用カメラ:SONY α55、DSC-RX100
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担当:アル姉

10/12(土)

明け方激しい雨音で目を覚ました二日目です。北陸の天気が不安定なのか降ったり止んだりの繰り返しですが今日は一乗谷朝倉氏遺跡にリベンジする日です。2011年の5月の北陸旅行ではアルキング号のトラブルを抱えていたため、遺跡が目と鼻の先の距離まで来ていたというのに資料館で引き返したのです。今度こそ、という思いで一乗谷へ向かいました。

一乗谷朝倉氏遺跡はその名の通り、越前を支配した戦国大名朝倉氏の本拠地一乗谷にある遺跡で、戦国時代の城下町と館跡および背後の山城など278haに及ぶ広大なスケールの遺跡です。場所は福井市街の東南約10km、九頭竜川水系足羽川支流である一乗谷川下流沿いの細長い谷底の平野(東西約500m、南北約3km)。遺跡全体が国の特別史跡で、そのうち4つの日本庭園は国の特別名勝の指定も受けており、「国の特別史跡・特別名勝・重要文化財」と国の三重指定を受けた中世唯一最大の文化遺産となっています。
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朝倉氏というと、先日朝倉義景の墓所なる場所を訪れました。初代朝倉孝景から5代およそ100年に渡って続き、往時は城下一万人とうたわれ文化都市として栄華を極めた一乗谷は、5代目当主朝倉義景のとき終焉を迎えることとなりました。朝倉孝景の台頭から朝倉氏の滅亡まで、一連の歴史について触れるとなが~くなってしまいますし、アル姉は歴女といえるほど詳しくもないので省かせてください。ただ、私でも知っていることと言えば、1570年朝倉義景は姉川の戦いで織田信長に敗れ、さらに1573年一乗谷城の戦い(刀根坂の戦い)でも大敗、信長軍に火を放たれた一乗谷が三日三晩燃え灰燼に帰したということです。義景が無能だったのか、不運だったのか私にはわかりかねますがこれだけの城下町が一瞬で消えてしまったというのは何とも残念な話です。

ま、難しいことはさておき、道の駅パークイン丹生ヶ丘を出発して1時間ほどで一乗谷朝倉氏遺跡に到着しました。あまり下調べをしていなかったのですが「復元町並」なるものがあるのですね。こんなもの昔はなかったよね~と思ったら平成7年に完成したとか。今でもあちこちで発掘整備が進んでいるようです。

復元町並

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武家屋敷や町屋など、発掘結果や史料等を参考に200メートルにわたって当時の町並みが復元されています。実際に遺跡の上に復元しているところが魅力的ですね。
【開館】9:00~17:00(入場は16:30まで) 【休】年末年始
【入場料】大人210円
わんこもokですが、到着したのが開館時間前だったので私たちは先に館跡や庭園の方へ向かうことにしました。

本編が長めなので折りたたみます。曇っていたため写真の見栄えはいまいちですが
をクリックして御覧くださいね。

【続きを読む】

復元町並の駐車場から「すわやかたばし」を渡ります。
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高台の上が諏訪館跡。庭園があるはずなので後で行ってみないとね。

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諏訪館下から一乗谷川を望む。

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諏訪館下から上城戸方面。曲がった川の少し先に上城戸と呼ばれる土塁が残っています。谷が最も狭くなっているところに二カ所土塁を築いて城門としたもので、南にあるのが上城戸(かみきど)、北にあるのが下城戸(しもきど)、その間を城戸ノ内と呼びます。

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一乗川の東一帯は綺麗に芝生と遊歩道が綺麗に整備されていてアル先生のテンションも上がります。

特別名勝になっている各庭園はどこも高台の上にあるので、アル先生は残念ながら行くことができません。
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アルパパはちょっと写真を撮ってくると中の御殿跡へ続く階段を登っていってしまいました。それならば、とアル姉は諏訪御殿跡へ向かうのでした。アルパパとアル姉が二手に分かれてしまってアル先生はとても不安そう。ごめんね

諏訪館跡
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先ほど「すわやかたばし」から見上げたのはここですね。

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諏訪館跡庭園。朝倉5代目当主義景が奥方「小少将」のために建てたと伝えられる館の庭園で池泉回遊式庭園。平成3年に国の特別名勝に指定された4庭園のひとつ。朝倉氏遺跡4つの庭園の中で最大の規模を誇ります。

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滝石組には1847年に刻まれた朝倉宗滴・3代貞景・4代孝景の法名が残されているそうですが確かめることはできませんでした。滝副石は高さ413センチもの巨石で日本最大の規模。いったいどこから運んだのでしょうか。

さらに上に何かありそうだったので行ってみることにしました。
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一際高い場所にあるのに何だか物悲しい・・・。初代朝倉孝景の墓のようです。法名から英林孝景と呼ばれることも多く英林塚と名付けられたのですね。

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英林塚から南陽寺跡へつながる通路。雨上がりだったせいかかなり滑りやすい。アルママには「諏訪館跡に行って来るね」としか言わずに来てしまったので、三叉路を見つけて降りることにしました。

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うへぇ・・・ここを降りるのか 滑りませんように。と下を見ていたら何か人がいたので声を掛けてみました。2枚目は「向こうから回ってきた~」と英林塚を指差すアル姉をアルパパが撮ったところ。アルパパがまだこんなところをうろうろしているとは。アル姉は焦って先にアルママたちの元に戻りました。

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「アル~」一周して帰ってきてしまったので登った場所と反対方向から声がかかり戸惑うアル。心なしか表情がかたいかな

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おやつをあげて芝生の上で遊んであげたら笑顔に戻りましたっそれにしてもアルパパ遅いね~。結局さらに10分ほど待つ羽目になりました。

中の御殿跡
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朝倉義景の実母光徳院の屋敷跡と伝えられています。南側と東側に土塁、東側と北側に空堀が設けられています。

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東の土塁と石垣。北側、湯殿跡との間に作られた空堀。

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南の土塁と階段跡。あとでアルパパにアルとお留守番してもらいアルママを案内しましたが、この階段から土塁に上がり、中の御殿上の展望台まで嬉しそうに土塁を歩いていきました。

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展望台から中の御殿、一乗谷川を望む。少し北を向けば湯殿跡や朝倉館跡も見ることができます。

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復元町並までも良く見渡せます。この展望台は仲の御殿の東の土塁の上に作られていますからもちろん反対側は空堀になっています。

湯殿跡庭園
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庭園のみで建物などの痕跡は見つかっていないそうです。

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湯殿跡庭園も特別名勝4庭園のひとつ。一乗谷でもっとも古い4代孝景の頃のもので廻遊式林泉庭園。

朝倉館跡
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湯殿殿からは朝倉館を俯瞰して見ることができます。この朝倉館にも特別名勝の庭園がありますが、下りてからのことはまた次回にしたいと思います。いつも上手くまとめられなくて申し訳ないです。

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19:03  |  北陸  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

面白い(^^)
復元町、家屋と家屋の間が、えらい狭いに事に、興味がわきますね。
なんで、隙間なく家屋を立てたんでようね~。1万人住んでても
これじゃあ、プライバシーもあってないような・・・。
理由がきになりますね~。玄関に戸もないし。

こんな家屋に、体験宿泊できれば、おっちゃん行くんですけど。

アルパパさんの深夜ドライブの頑張り、流石おやじ。
大野で朝からアル姉さんが運転。体調回復基調?
よく頑張りました(^^)
えいじょう(おかやん) | 2013年10月23日(水) 21:53 | URL | コメント編集

★えいじょうさんへ

一乗谷は狭い谷ですからそこに1万人も住もうとすると
隙間なく住居を建てざるをえなかったのかもしれませんね。
井戸もあちこちに作られ道路にはきちんと側溝があります。
これだけ整備が行き届いていたようですから
狭くても案外住み心地は良かったのかも。
今度行くときは是非町並みの中にも入ってみますっ。
でも私は体験宿泊は遠慮したいなぁ(笑)
アル姉 | 2013年10月24日(木) 23:28 | URL | コメント編集

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