2017年10月 / 09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

2013'02.21 (Thu)

琵琶湖周遊 第二日目 その2

画像をクリックするとアップロードサイズでご覧いただけます。
担当:アル姉

2/10(日)彦根城

DSC08732.jpg

彦根城と言えば、現存12城のうちのひとつで国宝4天守閣のひとつでもあります。築城400年イベントの折、愛らしいゆるキャラのひこにゃんで一躍有名になったお城ですよね。アル姉もひこにゃんに会いたいなぁ、会えるかなぁはっ、脱線した 彦根城の薀蓄はどうでもいいという方は藍色の文章はすっ飛ばしちゃってください。長くなりそうなので・・・。

彦根城は現在の滋賀県彦根市金亀町にある彦根山に、鎮西を担う井伊氏の拠点として置かれた平山城。築城は井伊直正の代までさかのぼります。関ヶ原の戦いの後、徳川四天王の一人である井伊直政が石田三成の居城であった佐和山城に入城しますが、佐和山には三成の威光が色濃く残っていたため、それを払拭するため新たに湖岸に近い磯山に居城を移すことを計画します。しかし、直政は築城に着手できないまま、1602年(慶長7年)に死去。計画は嫡子の直継が引き継ぐ形となりますが、幼少であったため、実際には直政の遺臣である家老木俣守勝が中心となったと言われています。1603年(慶長8年)、家康から築城の許しを請け、金亀山に彦根城の築城を開始しました。彦根城築城は7カ国12大名に助勢をさせる所謂天下普請でした。天守は大津城から天秤櫓は長浜城から移築され、約11年とも18年とも言われる歳月をかけて城下町を含めた城郭が完成します。その後井伊家は明治維新に至るまで14代にわたり、譜代大名筆頭、彦根藩主を維持しました。
明治に入り廃城令が出ると彦根城も例外ではなく廃城の危機に陥りますが、明治11年、明治天皇が巡幸で彦根を通過した際に同行していた大隈重信が天皇に保存を願い出たため無事破却を逃れることとなりました。天守や櫓、門など数多くの遺構が今日まで美しい姿をとどめているのは大隈重信のおかげなのでしょうか。感謝感謝です。


やはり簡潔に書けず・・・現存天守のお城だと思うとつい力が入ってしまいます。さて、お城へ参りましょう。

と、その前に駐車場の紹介。
DSC08841.jpg
二の丸・桜場・大手前・京橋口などお堀周辺にいくつか在り、合計400台ほど停められます。料金は一律400円。京橋口が一番大きいのですが入口ゲートに高さ制限2.5mとあったため、我が家は大手前(25台)に停めました。二の丸も木の枝などを気にするとキャブコンは辛いかもしれませんね。どの駐車場も午後からは大渋滞するのでキャンピングカーの方は午前中のうちに大手前を狙うといいかも。ちなみに彦根城は、天守や各櫓などの建物の中以外はペットの入場が可能になっています。30年前から変わらないのですね。実はアル一家も昔、拾ったばかりの子犬リリィを連れて本丸まで行きました。しかし今回は・・・天守まで高低差がけっこうあるので、足腰の弱ったアル先生を連れて行くわけには参りません。アル先生に平謝りしてお留守番してもらいました。実際かなりの人でしたがお堀周り以外犬連れは見かけず。

さてさて、大手前から入城すると景観的にちょっともったいないので表門へ回ります。数多くのお城本や歴史書を書かれている小和田哲男先生によれば、いろは松・佐和口多門櫓を経て表門からの登城がおすすめだそうですよ。

DSC08697.jpg DSC08700.jpg
表門橋の前には琵琶湖八景の碑。

DSC08703.jpg
入場口の横には二の丸御殿の外観を復元した彦根城博物館があり、こちらは彦根城とは別に料金が必要になります。彦根城(玄宮園共通)は一般600円、小中学生200円。博物館は一般500円、小中学生250円。彦根城と博物館のセット券の場合100円ほどお得になりますが博物館はパスしました。アル姉はお城を見るだけでも相当時間がかかる予感がしていたので時間的にもちょっと厳しいはず。
入場口で日本100名城のスタンプを押していざ登城。

s-hikone1.jpg
もらえるパンフレットはけっこう大きくてかさばります(苦笑)。A2見開きの4つ折りだったかしら。もうちょっとコンパクトにたためるパンフにしてくれるとありがたいんですけどね~。

DSC08704.jpg
何だか歩き辛い石段でできた表門参道を上って行きます。

DSC08707.jpg
最初の見所である天秤櫓(重文)が見えてきました。

DSC08709.jpg
表門参道の坂を上ると鐘の丸と天秤櫓との間の堀切へ出ます。頭上に見える廊下橋のくぐりいったん鐘の丸に回ってから、橋を渡り天秤櫓を経て太鼓丸へと抜ける仕組み。この廊下橋は「落とし橋」としての機能を持ち、非常時にはこの橋を落下させ、敵の侵入を防ぐようになっていました。

DSC08713.jpg
廊下橋をくぐると反対側には大手門からのルートが。東からと西からのルートがここで合流します。時間があれば大手門からも上ってみたかったな。

DSC08712.jpg
大手門方向から見た天秤櫓。

DSC08715.jpg DSC08716.jpg
さて、鏡の丸から廊下橋を渡ります。天秤櫓を一枚におさめると歪みでえらいことになるので橋の部分でぶった切りっ。この天秤櫓、一見左右対称に見えるのですが実は全然そんなことはないのです。両隅の2階櫓は棟の方向は90度違うし、格子窓の数も左右で異なります。さらに言えば石垣の部分も積み方が異なるという・・・。まぁ、石垣に関しては長年の間に修復工事が成されたためで、右手の高石垣が、越前の石工たちが築いたという築城当初の牛蒡積み。そして、左手が幕末の嘉永年間に積み替えた切石の落し積みになっています。

DSC08721.jpg DSC08722.jpg
反対側から見るとコの字型になっているのがわかります。立派な櫓門ですよね。この天秤櫓は長浜城の大手門を移築したものだと言われています。東の櫓から内部に入ることができますが2階部分へは立ち入り禁止でした。

DSC08723.jpg
櫓内の格子窓から見た佐和山。石田三成の居城があった山ですね。

さて、天秤櫓を抜け太鼓丸へ。
DSC08719.jpg
天秤櫓門から太鼓門櫓までを太鼓丸と呼びます。

DSC08726.jpg
やはり何となく歩き辛い石段が続きます。彦根城の石段は幅や高さなどランダムに作られていて歩きにくい作りになっているそうです。敵の侵入時に備えてなのでしょうが、たったこれだけのことで本当に歩きづらく感じるのですね。

DSC08728.jpg
太鼓門外枡形。このあたりからカメラをアルパパに預けたので写真がものすごく少なくなりました。枡形の手前に聴鐘庵や時報鐘があったはずなのですが・・・

DSC08729.jpg
太鼓門櫓(重文)。名前の由来は緊急を知らせるための太鼓をおいたことから。長い間彦根寺山門の移築されたと考えられていましたが、解体修理の折に建物部材調査によって規模の大きな城門を縮小して櫓にしたことが判明し、佐和山城から移築したのではないかという説もあります。解体修理って偉大だわ~。

DSC08731.jpg
櫓内側。櫓内部も見学可能です。太鼓門櫓の内枡形内枡形の写真が一枚もなくお見せできないのが残念。と思ったけれど、枡形を見て喜ぶ人はいないかしら

DSC08732_20130220091525.jpg
太鼓門櫓越しに見た天守。素敵~

さぁ、いよいよ天守のある本丸ですが、長くなってしまったので分割させてくださいね~。続きは次回っ。

にほんブログ村参加中。応援感謝です
にほんブログ村 アウトドアブログ キャンピングカーへ にほんブログ村 旅行ブログ ペット同伴旅行へ

スポンサーサイト

テーマ : キャンピングカーぶらり旅 - ジャンル : 旅行

19:03  |  近畿  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

国宝四天守には、愛知県の犬山城も入りますよね。
犬山城は我が家から近いのですが、あまり行きません。
近すぎるからでしょうか。
我が家から一番近い城はどこになるかな。
犬山城、岐阜城、名古屋城、みんな似たような距離です。

従って、どこもあまり行きません。近くにはよく行くんですけどね。

彦根城の天秤櫓は有名ですね。かつては映画のロケもよく行われたとか。
我が家も行きましたが、暑い夏だったのでヘロヘロになりました。
よろしければどうぞ。
http://blogs.yahoo.co.jp/mercy2907/3736793.html

 | 2013年02月23日(土) 15:52 | URL | コメント編集

★mametaroさんへ

国宝4天守は松本城・犬山城・彦根城・姫路城ですね。
犬山城は一度も行ったことがなく、今年こそは!と思っています。

> 我が家から一番近い城はどこになるかな。
> 犬山城、岐阜城、名古屋城、みんな似たような距離です。

近い距離に名城があってうらやましい限りです。
うちの場合、近いお城は岡山城、備中 松山城あたりになるでしょうか。
お城を好きになる前はどうでも良かったんですが
好きになってからは現存天守が県内にあるのを嬉しく感じますね。
でもお城が好きというわけではない場合、かなりどうでもいい話ですね(苦笑)
しばらく長々と彦根城の記事が続くので、何だか申し訳ないです。

mametaroさんが行かれたときの記事拝見しました。
夏に登城とは想像するだけで悲鳴が上がりそうです。
夢京橋キャッスルロードや四番町スクエアにも行かれたのですね。
お城だけじゃないんだぞ、と頑張っている観光スポットなのでしょうが
我が家は最初からスルーしてしまいました。
アル姉 | 2013年02月23日(土) 19:05 | URL | コメント編集

コメントを投稿する


 管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://alking.blog12.fc2.com/tb.php/264-73867ae4

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |