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2013'01.22 (Tue)

亀岡・綾部 聖地を訪ねて その参

綾部 梅松苑

今回の旅行は飲まないつもりで、冷蔵庫には、ビールの一本も入れてきませんでした。
ところが、本を持ってくるのを忘れてしまったため、17:00から何するの? ということで、道の駅の特産館をウロウロと物色。ビールはないが、地酒を見つけて購入。結局、いつもの通りで、一人酒盛りと相成りました。そして、早々とベッドに。

13日は綾部の大本・梅松苑を訪ねるだけなので、時間は余るほどあります。
いつもの旅行ですと、アル先生の散歩のため5:30には起きますが、今日は、9:00出発予定のため、眼が覚めてからも、7:00までベッドで頑張りました。日頃の寝不足がすっかり解消です。

寒いのかどうかよく判りませんが、外は霧です。
外をウロウロしていると、
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カラスと眼が合いました。

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手前のキャンピングカーは、アルキング号と同じグローバル製。シンプルな直線と面構成、配色も中々いいなどと自賛気味に眺めております。この方、遠路、札幌からです。
向こうの方に、警備員さんがいますが、車のナンバーをチェック中。「最近、色んなことがおまっしゃろ。何か問合せがあった時に、知りまへんでー、では済ましませんがな。この時間につけてまんのや」とのこと。
この方、私と同い歳で、年金暮らし。「奥さんに、小遣いおくれというのも、かなわんさかい、月に10日ほどアルバイトして、小遣い稼ぎをしてまんのや」ということでした。20分ほど喋って時間潰し。「きぃーつけて。春にまた、桜見においでー」の声に送られて、9:00綾部に向けて出発です。

途中も霧が晴れることはなく、外気温は、-2℃から-3℃。やっぱり寒いんだ。9号線から27号線を経て、10:00に綾部に到着。大本の参拝者駐車場には10台ほどの車が。
早速、参拝します。

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入って右に梅松苑の石碑。その奥に元屋敷、開祖なおがお筆先を書いたのが正にここ。
大本発祥の地です。

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入って直ぐ左の大きな建物は弥勒殿。信者さんたちが中に集っています。年配の女性が多い。建物内中央には、大神様が祀られ、その左右に、祖霊社、万霊社があります。祖霊社には信者を始めとする有縁の霊が、万霊社には戦争や災害で亡くなられた方々の霊が祀られています。

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案内図の右下が駐車場です。入って直ぐの左手が弥勒殿。

弥勒殿の南一帯には池が広がっています。金竜海といい、1914年から3年掛けて掘られました。中に浮かぶ島々は世界の5大州を現しています。
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船屋。                  大和島。

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大八州神社。みろくの大神。

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沓島(めしま)、冠島(おしま)       沓島冠島神社
沓島、冠島というのは、舞鶴沖にある孤島ですが、大本では、ここを国常立大神の退隠の聖地とし、それをこの金竜海に移写しました。また、沓島、冠島は、丹後一宮・籠神社の海の奥宮(つまり、竜宮城です)ともされています。近くの海底には海中遺跡が眠っているとか。う~ん、調べると奥が深そうなので、この辺で・・・。

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大本塩釜神社。                木の花庵。

この金竜海も第二次大本弾圧の際、すっかり埋め立てられ、グラウンドになっていたとか。無罪確定後、返却され、信者たちの手によって再び現在の姿に戻されました。
王仁三郎によると大本は、型を示すのであって、大本が徹底的に破壊されたことは、将来、日本がそうなることを示しているのだといっていましたが、その予言通り、やがて日本は、太平洋戦争に突入し敗戦を迎えます。

さて、金竜海を後に長生殿に向かいます。長生殿は1992年に建立された20世紀最大の木造建築といわれ、大本の祭祀センターです。7300坪の敷地に建つ、地上1700坪、地下600坪の一大建築群です。背後の本宮山はご神体山で禁足地となっています。

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白梅殿とご神体の本宮山。             老松殿と能舞台。

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老松殿の奥に長生殿。           白梅殿の奥に長生殿。

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前殿の鶴亀殿。              鶴亀殿の正面玄関。

ともかくでか過ぎて写真に納まり切らない。外回りはこのぐらいにして、参拝させてもらいます。鶴亀殿の北脇玄関から入り、受付でお祓いを受け長生殿へ。

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玄関を入ると「万年」の額。反対の南脇玄関には「せんねん」の額があります。

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長生殿内部。長生殿は、本宮山をご神体山として大宇宙の創造主と八百万の神々を祀る。

長生殿から老松殿へと渡っていきます。
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長生殿渡廊から見た老松殿。右手は鶴亀殿。

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老松殿。長生殿よりやや小ぶりです。
出口なお開祖、出口王仁三郎聖師他、歴代教主の御霊が祀られています。

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さてさて、11時を過ぎたというのに、まだ霧がすっきりとは晴れませんが、そろそろ、帰路につくことにしましょう。

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弥勒殿前の大榎。開祖が「たくさんの神々がおられる」といった神木。第二次大本弾圧による神苑破壊が進む中、住民の声により伐採を免れたそうです。

手水社のところで、水を汲んでいた人がいたので聞くと、「金明水」という霊水(地下水)だそうです。出雲大神宮の「真名井の水」を汲み損ねたので、ここで「金明水」を6ℓタンクに汲んでお土産に持ち帰ることにしました。おいしい水でした。

かつては信徒、数百万人とも言われて隆盛を極め、多くの戦後新興宗教の源流ともなった大本ですが、今は、参拝者も疎ら。ひっそりと忘却の彼方へ忘れ去られようとしています。
時の政府による大弾圧の影響もあったでしょうが、天啓宗教であった大本は、出口なお、王仁三郎という、天の声を直接聞ける大スターが去った後、急速に求心力を失っていったのかも知れません。
長い間、見たいと思っていた大本の聖地。今回は、近代宗教史の1コマを垣間見る旅となりましたが、これにて終了です。

帰路は、時間もたっぷりあるので、山陽道の三木小野IC~備前ICの区間だけ高速道を利用、他は一般道を利用しましたが、16:30には帰着。走行距離550kmでした。

長文にお付き合いいただき、どうもありがとうございました。

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Comment

今回も詳細なレポ、お疲れ様でした。
まったく知らなかった世界の話なので勉強になりました。
不便なせいもあって綾部方面へはほとんど行きません。
先回、竹田城へ行った時に近くを走りましたが、
ゆっくりいけたらいいなと思います。
ひとり酒の味はどうでしたか?
近くならビールを持って走って行ったのに残念です。
今度近くへ寄られたら走って行きますね。
mametaro | 2013年01月23日(水) 19:41 | URL | コメント編集

★mametaroさんへのお返事

いつもお読みいただきありがとうございます。

竹田城といえば、雲海に浮かぶ山城という神秘的な写真を思い浮かべます。
当然、あの写真はどこか別のもう少し高いところから撮っているわけですが。

あちら方面へ行くと、アル姉が「竹田城、竹田城」とオウムのように繰り返しております。
道が狭そうな感じがしますが、いかがでしたでしょうか?

酒だけは、一人で飲むものではないと思いますね。
飲んで、眠るしかないですから、実につまらないものです。

いつかお会いできたらいいですね。
アルパパ | 2013年01月23日(水) 20:25 | URL | コメント編集

竹田城へのアクセス。
道は決して広いものではなく、大型バスは
麓の駐車場で停めることになります。

乗用車等は上の駐車場には入れますが
道幅は狭いとはいえ、1台の車が走るには十分な
幅があります。
すれ違いのために2台が走ることは無理です。
そこは承知のことなので、道は一方通行となっています。
したがって、すれ違いのストレスはありません。
mametaro | 2013年01月28日(月) 11:52 | URL | コメント編集

★mametaroさんへのお返事

ありがとうございます。

一方通行なら何とかなりそうですね。

次の機会に検討してみたいと思います。
アルパパ | 2013年01月28日(月) 18:18 | URL | コメント編集

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