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2012'12.10 (Mon)

長崎旅行 島原湧水めぐり(11/21)

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関連記事:長崎旅行準備編雲仙市国見神代小路(11/21)

11/21(水)

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神代小路を後に続いては島原市(MAP内C)へと向かいます。

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島原市内の観光をするのに選んだ駐車場は島原城の駐車場です。お城の駐車場というと二の丸や三の丸にあるものだと思っていましたがダイナミックに本丸駐車場です。便利ですが風情はまったくありません 料金は310円。

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今回、お城の天守閣へは入らなかったのですが、是非一緒にどうぞと武士装束の方が記念撮影をしてくださいました。観光客自身も武士や町娘、忍者などに無料で扮装することができるそうです。

島原城

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島原城は一国一城の制にしたがって従来あった原城と日野江城を廃して、松倉重政が1618(元和4)年から4年ないし7年の歳月をかけて築いたものです。詳しくはこちらの島原城ポータルサイトで。連郭式の平城で天守構造は独立式層塔型4重5階(1626年築 非現存)でしたが、現在は復興天守で独立式層塔型5重5階(1964年RC造復興)。5層の天守閣を中核に大小49の櫓を配置した安土桃山期の築城様式で、4万石という石高には不釣合いなほど大きな規模でした。石垣や復元天守を見ても相当立派なのがわかります。築城時領民から過酷な搾取を行うこととなり、それが島原の乱の原因のひとつとなりました。

島原城は日本の城100選の一つですし大変立派なお城なのですが、今回お城に関してはほぼスルーです。天守や櫓が鉄筋コンクリート構造ということもあり、アル姉の魂を揺さぶるお城ではなかったのが残念です。しかしながら高石垣や水堀が綺麗に残っていて感動しました。
※天守閣・観光復興記念館・西望記念館、三館共通入館料:大人520円 小・中・高生260円

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西の櫓。西の櫓横にあるのが正面入口で、本丸駐車場へと道が続いています。しかしこの入口は城本来の遺構ではなく後付けです。

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高石垣と堀。

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本丸と巽櫓。この島原城は横矢掛の折れ曲がった高石垣が見事なのですが、お堀の周囲は西側の一部と南側の2面しか通っていないのでいい角度で写真を撮ることができませんでした。

imagphp.jpeg(長崎旅ネットさんから)
こういう角度で撮ると綺麗に見えるかな。

あ、スルーと言いながら何だか長くなりました。本題へ入りましょう。
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島原に来た目的は湧水めぐりなので、まずは水路のある武家屋敷へ向かいます。島原城から徒歩6,7分といったところかな。武家屋敷の北の端にも計20台分ほどの無料駐車場があります。私たちはお城から歩きましたが通りがかった時に見た感じでは平日なら問題なく停められると思います。

島原鉄砲町武家屋敷
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さぁ、ここです。鉄砲町武家屋敷は島原城の築城とともに形成され、70石以下の下級武士の屋敷が作られました。藩主松倉氏(4万石)のころに下の丁・中の丁・古丁の三筋、そして松平忠房が7万石で入封してから新たに上新丁・下新丁・新建の三筋が作られ、最後に江戸丁が作られます。こうして計7本の町筋に690戸の屋敷が立ち並ぶ武家屋敷群となりました。

現在町並みが保存されているのは鉄砲町下の丁。全長406mほどの通りの真ん中には幅50cm程度の水路が流れています。これは湧水を引いた水路で飲料水として使われ、水奉行を置いて厳重に管理されていたそうです。下の丁にある住居はほとんどが普通にお住まいの方のもので、鳥田邸、山本邸、篠塚邸の3軒だけが一般に無料開放されています。

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あ、仲良く歩く老夫婦発見「老」をつけると怒られるんですけどね。翌日の11/22が「いい夫婦の日」だったので、一日前の写真ですがナイスショットです。

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島田邸。

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この日は観光客もあまりおらずとても静かな武家屋敷一帯。どの御宅も庭木の手入れをしっかりなさっているのが印象的。現在でも水路の水を庭木への水遣りに使ったりするそうです。

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水路の水は飲まないでくださいと看板があったので少し手を浸してみるだけにします。綺麗な水でした。

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篠塚邸。

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先ほどの島田邸にもあったのですが、中にはお人形さんが不意打ちだととてもびっくりします。

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山本邸。

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篠塚邸の向かい、山本邸の隣には無料の休憩所がありました。

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飲料水の水汲み場があり、清水の中を鯉が泳いでいます。近所の人なのか実際に汲みに来ている方もちらほら。

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御用御清水跡地。武家屋敷の北の端にあり、かつて城主の居館があった三の丸(現・県立島原高等学校および市立第一小学校敷地)の用水として造られたものだそうです。武家屋敷の無料駐車場はこのあたり。

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さて、同じ水路の町並みを引き返して今度は鯉の泳ぐまちへ。今回私たちは水路のある下の丁という通りだけを見て帰りました。他の通りには水路はありませんがまだ武家屋敷としての佇まいを残しているそうなので時間があればじっくり散策するのもいいですね。

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鯉の泳ぐまちは島原城の南東へ徒歩で12分ほど行った場所になります。

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道中にもあちこちに湧き水が。なんて素敵な町なんでしょう。

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日向ぼっこ中の猫さんたちに遭遇。和みますな~

鯉の泳ぐまち

koi.jpeg(ながさき旅ネットさんから)
こういう光景が鯉の泳ぐまちなんだと思っていたのですが実際は・・・。

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あれれ鯉はどこ

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見つけても一箇所にほんの数匹いるのが点在してる程度。

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休憩所の周りにも昔は鯉がたくさんいたようですがこの日はまったく見ることができませんでした。

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こちらは写真右下の方に数尾・・・。ここ鯉の泳ぐまちでは年間100匹以上の鯉が放流されますが大半の鯉が死んでしまうそうです。鯉の生息に適した水温は20~25℃なのに対し湧水は15℃、おまけに流れも早いのでストレスも強いのでしょう。津和野などと違って結局鯉に環境が合っていないのです。観光のためにたくさんの鯉を死なせながら放流し続けているのが「鯉の泳ぐまち」なんだと知って少し悲しくなりました。鯉がいなくても綺麗な湧水の水路が張り巡らされているだけでも十分魅力的ですよ。と言っても、実際に「鯉の泳ぐまち」というキャッチコピーがあるなしで観光客の数も変わるんでしょうね。

しまばら湧水館
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鯉の泳ぐまちにある無料休憩所です。

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建物内までは入らなかったので手前のお庭だけ、おそらく建物に上がると湧水の池を利用した庭園が見られると思います。

湧水庭園 四明荘
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無料開放されています。せっかくなので中へ。おじゃましま~っす。

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1日約1,000トンの湧水量を誇る四明荘湧水。

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綺麗な庭園、昭和初期に禅僧を招いて作庭したものだそうです。

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座敷から庭園を楽しんでいると温かいお茶でもてなしてくださいました。ほっとしますね~。

武家屋敷水路湧水・鯉の泳ぐまち湧水・四明荘湧水を見て回り、もう少し足を伸ばせば白土湖湧水・浜の川湧水(共同洗い場が有名)というところなのですが、ちょっとのんびりし過ぎて気付けば島原について一時間半ほど経っていました。浜の川湧水まで行くとさらに30分以上は時間がかかってしまうので、雲仙岳に行くためにここで湧水巡りは終了となってしまいました。

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島原城へ引き返す間にもいくつもの湧水を目にしました。中には温泉も。今はどこでも水道が整備されていますが、生活に不可欠な水がこれほど身近に湧いているというのは贅沢なことですよね。島原の人たちはきっとこの湧水を今でも大事に利用しているんじゃないでしょうか。さてさて、お次は雲仙岳を目指しますぞ~。

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20:37  |  九州  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

懐かしい地名や場所の画像を楽しませていただきました。
島原城は行ったのが早すぎて、武士の着替えができていませんでした。そのため、すぐに出てきてしまいましたが、今日のレポで勉強しました。

武家屋敷を歩いたのも懐かしく思い出します。
新年度の準備だったか、新年度の始まりだったかで
学校から生徒の声が聞こえてきて、それが武家屋敷の風景と
なぜかミックスされて思い出されます。
(湧水の水も中学生が飲みに来ていた記憶があります。)

詳しい歴史的背景は何も出てこないのに中学生の声が
甦ってくるのは変な感じです。
武家屋敷そのものが人も少なく、静かな町並みだったので
よけいに人の声が記憶に残ったのかも知れません。

いよいよ雲仙岳ですね。
楽しみです。


mametaro | 2012年12月10日(月) 21:37 | URL | コメント編集

★mametaroさんへ

◆mametaroさん
今回の旅はmametaroさんの記事を思い出しながらの旅になりました。
しかしながら主水さんたちのことをすっかり失念していて
「うわっ」と声が出てしまいました。
リアルすぎて心臓によろしくありませんでした。

城内に学校があったり隣接していたりお城と学校って縁がありますよね。
城好きとしてはこれほど贅沢な環境はないなーとらやましくなります。
城にしろ武家屋敷にしろ
何かしら歴史的な文化財のそばで学ぶというのは誇りにもなるでしょうし
地元を愛する心にもつながるんじゃないでしょうか。

> いよいよ雲仙岳ですね。
> 楽しみです。

雲仙あたりから少し熱が上がってぼーっとしていたので
あやふやなレポになってしまいそうです(苦笑)
アル姉 | 2012年12月11日(火) 22:39 | URL | コメント編集

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