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2012'05.21 (Mon)

南九州旅行【四日目:霧島・えびの高原】

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関連記事:南九州旅行【一日目:日南海岸まで730km】 【二日目:都井岬・佐多岬】 【三日目:桜島

 
5/1(火)
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霧島高原国民休養地で迎えた朝は、雨は降っていないもののやはりすっきりしないお天気。キャンプ場の周囲をヤギさんとわんちゃんを連れてお散歩するご夫婦に会いました。このあたりにお住まいの方なんでしょうかねー。ちょっとびっくりしましたがのんびりしたお散歩が微笑ましくて顔がほころんじゃいます。

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さて、この日のルートは高千穂河原→えびの高原→城山→道の駅喜入(宿泊地)となっています。

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霧島温泉街を抜けて前日の道を逆走します。

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道の駅霧島の看板を発見、せっかくなのでちょっと休憩。桜島は今日も雲がかかっています・・・しょんぼり

高千穂河原
高千穂河原への道は霧島神宮の少し東にある道を上っていくのですがこの道がけっこうな急勾配。乗用車ならなんともないのでしょうがアルキング号には苦しかったよー。

青木ヶ原のときみたいにナビが迷走を始める中で高千穂河原に到着。
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下の方では日が射したりもしていたのに標高970mの高千穂河原は雲の中、雨が降っていました。この辺りには有料駐車場とビジターセンター、パークサービスセンターなどがあります。

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霧雨なのでまたもやレインコートで武装して霧島神宮古宮址へ向かいます。一の鳥居は駐車場からすぐ。ここから数百メートルなだらかな砂利の参道が続きます。

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境内にはミヤマキリシマも咲いています。

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古宮址に到着。本当はこの場所、高千穂峰の御鉢(高千穂峰に付随する側火山)が見えるはずなのですが・・・ん~、何も見えませんね

24年前の写真にはばっちり写っていました
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山を見るときはお天気って大事ですね。今回の旅行でそれを痛感しました。

霧島神宮は古くは高千穂峰と御鉢の間の背門丘(せとを)にありましたが、御鉢の噴火によってたびたび焼失したため天暦年間に高千穂河原に移されています。しかしながら文暦元年12月の御鉢の噴火によってそれも焼失してしまい、霧島神宮は後に別の場所で再建されることとなり、高千穂河原には社殿の跡地が残るのみとなりました。そして昭和51年に神武天皇即位紀元(皇紀)2600年を祝った紀元二千六百年記念行事の一環で古宮址に斎場が作られました。

天孫降臨神籬斎場
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現在は毎年11月10日の夕刻にここで天孫降臨御神火祭が開催されています。

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古宮址周辺には数種の散策コースがあり高千穂峰への登山道入口にもなっていますが、ご覧の通り現在は入山禁止。

帰りにビジターセンターに寄ってみました。職員さんの話ではやはり新燃岳の活動に関する入山規制のせいで高千穂河原までくるお客さんが非常に減っているのだそうです。
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ビジターセンター内には例のアレのレプリカがありました。瓊瓊杵尊が天孫降臨の際に高千穂峰に突き立てたとされる天逆鉾(あまのさかほこ)です。一説によると奈良時代には既に存在していたとされていますが、文献において最初に天逆鉾が登場するのは江戸時代(1675年)の旅行記の中。度々の噴火で鉾先が折れてしまい、柄だけの時代もあったようですがその後誰が現在の逆鉾をつけたのかは謎とされています。瓊瓊杵尊が突き立てたと思うのがロマンなんでしょうけれ、こんな重そうなものを誰が運んできたんだかって思っちゃいますよね(苦笑)

えびの高原
続いて向かったのはえびの高原。
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本来なら高千穂河原からえびの高原に向かうには県道104号霧島公園小林線(地図の赤いラインの部分)という晴れの日なら非常に景色のいい道があるのですが、新燃岳の噴火以来交通規制されています。結局霧島温泉街まで戻ってかなりの遠回りをすることになります。

エレキングにはこれまた辛い道のりですが、幸運なことに後続車がほとんどいなかったので皆さんにご迷惑をかけることなくえびの高原の中心部にあるえびのエコミュージアムに到着。

ここは池巡りをするのが王道なのでしょうが一周するのはちょっと厳しいかな。それに池巡りよりもアルママに硫黄山の噴気を見せてあげたかったので、アルパパがこっちだという方へ向けて行ってみることになりました。しかし途中から道標が韓国岳の表示だけになり、硫黄山の文字が消えてしまって不安になるアル姉。「ほんとにこっちで合ってるの?」というアル姉の余計な一言で一度駐車場に戻ったのが運の尽き・・・ごめんね、アルパパ

駐車料金を払うときにいただいた地図を見ながらコースを確認。
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えびの展望台から不動池に行く15分のコース(地図上の濃いピンクのコース)に決めて散策開始。

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浮動池についたらそこから硫黄山に向かえばいいやという話になりました。小雨が降っていて視界はあまりよくありません。えびの展望台について不動池への道を探したのですが白紫池に行くコース以外にいっこうに道が見つからない・・・。

エコミュージアムに戻って再度チャレンジするもどうしても白紫池に行くコースになってしまう。結局1時間近くウロウロして諦める事に・・・。どうしても納得いかなくて家に帰って調べてみたら地図が明らかにおかしいことがわかりました。
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①は私たちが参考にした地図。②は霧島市教育委員会のHPから入手した地図。
②の方をご覧ください。出発点であるエコミュージアムセンターから不動池に行くコースはグレーの道と2回交差していますよね。このグレーの道は車道です。①の方はえびの展望台を経由して車道と交差することなくそのまま不動池に遊歩道が伸びている表示・・・。現地にも看板が2、3ありましたがそれぞれ微妙に違ってて大混乱。配布する地図や現地の看板は正しいものに統一していただければと思います。

まぁ、実はアルパパが最初にこっちだ!と歩き始めていたのは車道の南側の道で、間違いなく硫黄山に向かっていたのでした。アル姉が余計な事を言わなければ雨に濡れながら一時間歩き回ることもなかったでしょうに申し訳ないです(苦笑)

そして結局不動池と硫黄山周辺に車で向かうことになったのですが、ちゃんと駐車場があったんですね。事前に調べて置けばよかったです。精神的に疲れきって不動池はスルー。とにかくアルママに硫黄山の噴気を見せてあげようと行ってみたものの噴気はどこ

霧島縦走線の通る硫黄山では小地獄・大地獄・賽の河原などと呼ばれる噴気や地獄などを見ることができる、はずでした。
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霧島縦走線にはお決まりの入山禁止看板。

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大地獄のはずですが目を凝らしても噴気があがっているようには見えない。硫黄の匂いもほとんどしないです。これは霧雨のせいだけではないはず、とスマホで調べたら近年硫黄山の噴気は非常に弱くなっているのだそうです。なんたるショック

困ったときの24年前写真頼み。
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ほらほら噴気がもうもうと!熱いし臭いし大変だったのを覚えています。

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道路脇のあちこちから噴気が出ていたのになー。駐車場は今でもこの写真と同じような感じでした。

がっかりしつつえびの高原を後に。そう言えば来るときにもくもくと噴気のあがっている場所があったなーと思い出しました。硫黄谷噴気地帯です。
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霧島温泉郷からえびの高原へと向かう途中にあり、駐車場も整備されています。

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1980年に噴気が活発になり、県道が陥没するなどの被害が出るほどの規模だったようです。その後パイプを埋めて人工的に噴気を誘導する工事を施工して道路に被害が出ないようにしています。ん~、これはすごいわ。

その後溝辺鹿児島空港ICから九州道に入り桜島SAで久しぶりにドライバー交代。高速道路はともかく、鹿児島北ICを降りたらくねくね山道の次に苦手な市街地です。ちゃんとナビの設定ができず涙目ながらになんとか城山公園駐車場に到着。
城山
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展望台から見た桜島。どうやらこの日も風は鹿児島市内に灰を運んできている様子。あれは桜島フェリーでしょうか。城山公園周辺には西郷隆盛ゆかりの場所がいくつかあるようなのですが時間もないし灰も降ってくるしで早々に撤収。

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これは鶴丸城跡を見るために城山から降りてぐるぐるしてるときにたまたま見つけた西郷さんの像。この向かい側には小松帯刀の像もあったようなのですが、運転に必死で気づかず。この日はメーデーで街宣車が近付いて来たりしていたのでアル姉は余計パニックですよ。

さて、アル姉は鶴丸城跡を見たいわけですでも市街地の駐車場なんてわけがわからないし、キャブコンが入れるような場所を探すのも大変。ダメもとで「黎明館」へ行ってみました。黎明館というのは鶴丸城の本丸跡に建設された鹿児島県歴史資料センターです。本来は黎明館に入る人だけ無料で利用できる駐車場なのですが、守衛さんに鶴丸城跡だけ見たいのですと相談をしたら快く許可してくださり、おまけに散策地図までくださいました。やっさしい~
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立派な資料館ですね。入館料は一般300円、高・大学生190円、小・中学生120円。午前9時~午後6時(入館は5時30分まで)。

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敷地内にある七高生久遠の像と篤姫の像。

さて、アル姉の本命。
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鶴丸城(鹿児島城)跡。大手門跡に碑が建っています。

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江戸時代初期、初代薩摩藩主である島津家久による築城。上山城跡である城山とその麓に築かれた鶴丸城で構成された平山城ですが現在残っている遺構は本丸を囲む石垣と水堀だけです。

時間があればちゃんと黎明館にも入りたかったのですが、そろそろお買い物をして宿泊地に向かわなくてはなりません。5/1はお仕事をしている方も多く、退勤時間と重なったのか道路はどこも混雑していました。おまけに強い雨が降り出してしまい灰混じりの雨にアルキング号はまたもやドロドロになるのでした。

宿泊地は道の駅喜入。
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お隣には石油備蓄基地の大きなタンクがずらっと並んでいました。コンビナートのある町で育ったアル姉ですがさすがにこんなタンク群は見たことがない。しかしこの真横で寝るというのも何だか妙な気分です。

さて、次回は薩摩半島の南東部分を回ります。今回は全然出てこなかったアル先生もたくさん出演する予定ですのでお楽しみに。

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Comment

こうやってアル姉さんの旅を見ていると、「ここにも寄って欲しかった」的な所を何箇所も思い出したけど、鹿児島市内だったら観光周遊バスが昼も夜も走っているので、また遊びに来る機会があればぜひどうぞ・・・2009年の秋に出かけたときの写真を以前のブログに書いています(http://blog.livedoor.jp/un_journal/archives/1140082.html)。

小松帯刀の像はこの西郷隆盛像からすぐの所にあるけど、見落としがちですね・・・篤姫効果で紹介するのが楽になったけど、かつては紹介するのが難しかったとガイドの方が言ってました(笑)。

最近鹿児島市内まで遊びに行く機会がないけど、また行きたくなりました。
Masahiko | 2012年05月22日(火) 00:35 | URL | コメント編集

★こんにちは(*゚▽゚)ノ

こんにちはです♪
今回の旅路は屋久島帰りに通ってきた場所でした(^^)
喘息持ちなので火山関連はパスしましたが、火山が近くにある生活に慄き、それに慣れ親しんでいる地元の人が新鮮でした。

代車で久し振りにFFの車で運転しましたが、その日も天候不順で…雨に濡れた灰にオロオロしながらのドライブでした(笑)。
滑りそうで怖くなかったですか?
藤崎 | 2012年05月22日(火) 01:05 | URL | コメント編集

えびの高原 お疲れ様でした。
自分たちは高千穂峡へ行ったのですが、高千穂河原とは
全く違うところにあったんですね。今さら知りましたよ。
それに、硫黄山、不動池、近くを走っているのに
よく理解できない地理でした。
知らないところは知らないまま過ぎていって良かったのかもしれません。
道の駅喜入、ここは私たちも泊まりました。
今日はアップできそうにないのですが、明日アップすると
ゴールは喜入の予定です。
同じようなルートなので読んでるとおもしろいです。
 | 2012年05月22日(火) 16:56 | URL | コメント編集

★Masahikoさんへ

■Masahikoさん
教えてくださってありがとうございます。鹿児島市の夜景素敵でしたv-352
やっぱり色々見逃してますよね。
でもどう考えても5泊6日じゃ南九州回りきれないんですよv-393
あ、カゴシマシティビューのバスは城山付近で見かけました!
城山磯コースのバスだったんでしょうね、レトロなかわいいバスでした。

小松帯刀は私も大河ドラマを見るまでよく知りませんでしたv-356
やっぱり大河ドラマの効果は大きいのですねぇ。
現在平清盛は視聴率が伸び悩んでいるようですが(苦笑)
アル姉(犬沢ゆう) | 2012年05月22日(火) 22:04 | URL | コメント編集

★藤崎さんへ

■藤崎さんへ
お、屋久島がえりに通った場所出ましたかv-266
かすりもしてなかったらちょっと寂しいなと思っていたのでよかった~v-278

火山周辺に暮らしている人々の知恵や力強さには驚かされますよね。
私から見ると雪国も相当なものですが・・・。
鹿児島市街では混んでいてそれほどスピードも出ていなかったのですが
止まれるかしらっていう不安がありましたねーv-409
歩いてる時普通に滑りましたから(苦笑)
アル姉(犬沢ゆう) | 2012年05月22日(火) 22:48 | URL | コメント編集

★mametaroさんへ

■mametaroさん
お名前が空白になってましたがmametaroさんですよねv-286
残念ながらボートには乗っていませんが我が家も高千穂峡には2年前に行きましたよー。
http://alking.blog12.fc2.com/blog-entry-54.html

えびの高原は私たちも地図なんて見なければよかったのかもしれません。
道路を走っていれば普通に不動池にも硫黄山にも行けたんですものね。
霧雨の中右往左往したのも今となってはいい思い出ですが
次回行くことがあったら晴れていない限り池巡りはしません(笑)

喜入に宿泊なさってたんですねー。
温泉目当ての人すごく多くなかったですか?
連休中だったせいもあってかとんでもない人の多さでしたよ。
明日のレポ楽しみにしてますね。
アル姉(犬沢ゆう) | 2012年05月22日(火) 23:23 | URL | コメント編集

名無しでの投稿、失礼しました。
おかげで高千穂峡のレポも見せてもらいました。
知らないところだらけで、いったい九州で何を見てきたのだろうと少し反省です。
また行けばいいのですが、また行けるかなあ?
mametaro | 2012年05月23日(水) 09:52 | URL | コメント編集

★mametaroさんへ

■mametaroさん
一つ一つの県に見所がたくさんあるので一度の旅行で見て回るのは難しいですよね。
我が家も行けなかったところや知らなかったところがありすぎて・・・v-406
たぶん九州はまた行くと思いますが次も南九州ってわけにはいかないんだろうなぁ。

mametaroさんのバイタリティならきっとまた九州旅行できると思います。
是非今度は紅葉狩りツアーをv-34
あー、でも紅葉だと前線を追うなら北上していかなきゃいけないのかしら(苦笑)
アル姉(犬沢ゆう) | 2012年05月23日(水) 23:40 | URL | コメント編集

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