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2012'02.02 (Thu)

四国西部旅行【二日目:安芸・桂浜】

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四国東部旅行最後の記事です。
1/8(日)午後
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室戸岬をあとに道の駅キラメッセ室戸で昼食を買い込み、次の目的地は安芸。安芸という響きからは安芸の宮島を連想してしまいますが、こちらは高知県の安芸市でございます。

野良時計
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高知県安芸市のシンボルとも言える櫓時計。

明治中頃、大地主であった畠中源馬氏が、歯車から分銅に至るまで独学で全てのパーツを一人で作製した時計台です。独学ということですが、当時畠中家の台所にかかっていた米国製の八角形の掛時計を何度も分解しては組み立てることにより時計の構造を学んだといわれています。まだ家ごとに時計がなかった時代に周囲の田園で農作業に従事する人々が時間を知るのに役立っていたことから「野良時計」と呼ばれたそうです。独学でこんなすごい時計を作ってしまうなんて驚きです。

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120年余り動いていたこの時計ですが2004年に止まってしまいました。源馬氏のお孫さんにあたる畠中秀雄氏が亡くなり、時計を管理する人がいなくなってしまったからです。しかし翌年2005年の時の記念日にご遺族が協力して再稼働を果たし、現在は観光シーズンやイベント時などだけ動かしていただいているそうです。

さて、野良時計の隣にある観光駐車場に車を停めたのですが、そのときに安芸市観光ボランティアの方に「武家屋敷の並ぶ土居廓中もどうぞご覧になっていってください」とマップとパンフレットをいただいたのでそのまま土居廓中の散策に出ました。

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(いただいたマップ)野良時計と駐車場の間にある細い路地を北に進んでいくとその界隈が土居廓中と呼ばれる武家屋敷跡のようです。

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道の途中に火の見櫓と半鐘を発見。珍しいですね。

土居廓中(どいかちゅう)
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土居廓中とは、安芸市土居地区に残る武家屋敷が並ぶ町並みのことです。強風多雨から土佐漆喰の壁を守るために壁面に設けられた水切り瓦や土と瓦で造られた瓦の練塀、土用竹を利用した生垣など高知県独特の建築様式を見ることができます。土佐漆喰と水切り瓦といえば吉良川の町並み(室戸市吉良川町)を素通りしてしまったのでここで少しでも見ることができて良かったです。吉良川にはまた改めて行かなくては。

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閑静な住宅地ならぬ閑静な武家屋敷。美しい景観を守ろうという地域の方の努力がうかがえます。てか・・・生垣ばっかりで武家屋敷の写真が少なかったー。景色を楽しんでて写真をアルパパに丸投げしたらあんまり撮ってくれてなかったっていうわけです、くすん

40余りある武家屋敷の中で一箇所だけ一般公開(無料)されている武家屋敷があります。
野村家
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1830年頃に建築されたと言われる野村家。

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縁側が北南の両側に設けられていたり、玄関の横にすぐもう一つ門が構えてあったりとなかなか面白い。後者は「塀重門」といって、敵の襲撃を防ぐために設けられているそうです。玄関の狭さもあえて狭く作られているのだとか。

それにしてもこの日の高知は本当に暖かかったなー。ぽかぽか陽気でコートなしでも平気なくらいでした。なんと最高気温14℃超えです

続いて
安芸城跡
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鎌倉時代の延慶元(1308)年に安芸親氏(土佐の七豪族の一人)により建てられた城。戦国時代の末に長宗我部氏に滅ぼされ、さらに江戸時代になると、一国一城令により城は取り壊されましたが、土佐藩に入った山内一豊の家臣五藤為重が居住し安芸土居として存続しました。土居の周囲には家臣団の武家屋敷が整えられ(5代目五藤正範が整地)、それが土居廓中というわけです。

安芸城内にある五藤家安芸屋敷には今もなお五藤氏が住んでおられます。五藤家だけでなくほとんどの武家屋敷が現在も住み継がれていますので、先ほど紹介した野村家以外は見学することが出来ません。

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小山の上が本丸跡ですが、アル先生もいるし今回はパス・・・無念。

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城内には藤崎神社と呼ばれる五藤為浄を祀った神社も。他に安芸市立歴史民俗資料館や安芸市立書道美術館、毒井戸(長宗我部元親に内通していた者によって毒が投じられたと伝わる井戸)跡などがあります。

土居廓中を散歩したあとは少し離れた場所へ車で移動。ほんの数分の場所です。  

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岩崎弥太郎生家
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2010年NHK大河ドラマ「龍馬伝」で主要な登場人物となっていた岩崎弥太郎(三菱財閥の創業者)の生家です。この家は、弥太郎の曽祖父 弥次衛門が郷土の株を売って1795年ごろ建築したもので、建坪約30坪藁葺きの平屋、表が8帖、その脇に4帖半2間、茶の間9帖になっています。風呂とトイレは別棟。

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ドラマでは随分みすぼらしい感じの描かれ方をしていましたが実際の生家は立派な家でした。とはいえやはり生活は極貧の中にあったというこでとです。それにしてもドラマの弥太郎は何もかもひどかったですねそもそも弥太郎と龍馬が幼少時から知り合いだったということからしてフィクションなので信じないでくださいねー。

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庭の石組み。少年時代に弥太郎が天下雄飛を託し、日本列島を模したものだと言われています。

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立派な蔵が2棟。水切り瓦もしっかりあります。

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瓦に残る家紋の三階菱。 この岩崎家の家紋である三階菱と土佐藩主山内家の家紋(三ツ柏)が合わさって、現在のスリーダイヤが出来上がったということです。

安芸の曲碑
安芸は作曲家弘田龍太郎の生まれた町です。
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土居廓中の土居公民館にある「叱られて」の曲碑。

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こちらは弥太郎生家の近くにある「春よこい」の曲碑。「浜千鳥」「金魚のひるね」「雀の学校」など、安芸市内には合計10の曲碑が建てられているそうですどれも有名な童謡なのに作曲家の方については今回初めて知りました

野良時計と弥太郎生家付近の駐車場、どちらにも安芸市観光ボランティアの方々がいて、パンフレットや地図とともに丁寧に説明をしてくださったりとかなり好印象でした。そのうち改めて吉良川の町並みを見に高知を訪れることがあると思うので、その際にはまた安芸市観光もしたいと思います

さてさて、お次はラスト、桂浜です。
桂浜
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桂浜は龍頭岬と龍王岬の間に弓状に広がる砂浜。裏山には浦戸城跡があり、戦国時代には長宗我部元親の居城として四国統一の中心にもなった場所です。台風になるとよくテレビ中継をしていますよね。到着したのが16時半・・・さすがにちょっと肌寒くなってました。桂浜といえば五色石。というのは昔の話なのでしょうか、今は随分石が減って見つけにくくなっているようです。それでもちらほら石探しをしている観光客の方がいました。アル姉もちょっと探したのですが子供の頃に比べたら本当に少なくなっていてなんだか残念な限り。

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下竜頭岬と竜王宮。

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龍頭岬にある坂本龍馬像。像の高さは5.3m,台座を含めた総高は13.5m。さすが人気スポットで記念撮影をする人が絶えませんでした。桂浜は月の名所としても有名ですが今回の旅行は一泊二日の予定だったのでそうゆっくりもしていられません。龍馬さんにお別れをして、高知ICから高速にのり帰路に着きました。

高知ICから自宅付近までは高速道路がばっちり通っているので高知って近いんだなーと感じますね。高知道のトンネルの多さが眠気を誘うけど
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さーて、お次はどこへ行くのやら。またお会いしましょう
まったね~ん

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19:37  |  四国  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

★テレビで

どもです。
なんと今時計台がテレビでしてました。
凄いタイミングですねー。(*⌒▽⌒*)
ペケ田 | 2012年02月05日(日) 21:47 | URL | コメント編集

■ペケ田さん
あら、タイムリーですね(笑)
時計台も素朴な感じでいいのですが町の雰囲気がとても温かい感じで素敵な町でしたv-290
アル姉(犬沢ゆう) | 2012年02月06日(月) 23:05 | URL | コメント編集

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